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story

人生のチャンスに見放された面々ばかりがなぜか集まる[居酒屋チャンス]。今日も、常連たちがホッピーを飲みながら、いい気分でいるところへ、変装姿の若い女の子が逃げ込んでくる。店主のママが機転を利かせて店内にかくまうが、実は彼女は人気アイドルグループのメンバー・“エリリン”こと、山下絵里子(松本妃代)だった!恋愛禁止のルールを破り、彼氏との駆け落ちを図るも、電話口で急に逃げ腰になった彼氏の対応に落ち込むエリリン。ママや常連たちが彼女を温かく励ますが、常連の中には、起死回生の大スクープを狙うマスコミ関係者もいて・・・。

穏やかな毎日を送る平凡なサラリーマン・日暮義男(伊藤淳史)。妻と子供が帰省中の今夜は、一人居酒屋でささやかな夏休みを楽しむつもりだ。しかし、お目当てのお店は閉店、たまたま雑居ビルの行き止まりにある居酒屋[どつぼ酒場]に入ってしまう。やる気ゼロのお店の大将から、スーパーで買った冷凍マグロと生ぬるいビールを出され嫌な予感がした矢先、飲みすぎで倒れる老人、厚化粧に若作りファッションの自称・美魔女のホステス、お店に入るや喧嘩を始めるヤクザの親分(津田寛治)たちなど彼の前に次々と珍客が現れ、まさに“どつぼ”にはまっていく・・・。

とあるビジネスホテルの一室で、友達と電話で話している男(吉田類)。モリモトファンドの社長・森本勝也は、巨額の詐欺の疑いで、警察から行方を追われていた。バッグに太いロープを忍ばせホテルを出た勝也は、人生最後の一杯を楽しもうと、通りがかった居酒屋[ふるさと酒場土佐っ子]に立ち寄る。お店で真っ先に目に入ったのは、彼の故郷・高知の名酒。ふるさとの香りと味が、高知県の山奥・仁淀川中流域の村で生まれ育った子供時代の思い出を呼び起こす。父と母、学校の先生、そして、幼なじみの翔太・・・翔太とは、将来の夢を語り合った仲だった。